ご自宅へ訪問リハビリに伺うと、
予想以上に多いのが、
ペットボトルのお水やお茶が
数本テーブルに置いてあるご自宅です。
実はそれ、ヘルパーさんや
ご家族が来た時にその日飲む分などを
蓋を開けて軽く締めなおして置いてあるんです。
「蓋を開ける」
という動作が難しい人が多いんですね。
私が学生の頃は自宅でペットボトルの
水やお茶を飲むということが
なかったせいでしょうか。
関節リウマチの方や片麻痺の方など、
ごく限られた方が開けにくい瓶の
蓋などを開ける工夫をされていた印象です。
でも今は500mlのペットボトルを
テーブルに置いて飲んでいる方が
とても多いですね。
そして杖で歩けているような方でも、
ペットボトルの蓋が開けきらん、、
と嘆く方もまた多いです。
今は冬場なのでまだいいですが、
これから暑くなってくる季節、
1度開けたペットボトルをそのまま
テーブルに置いて翌日やそれ以降も
飲むのはちょっと心配。
100円ショップにはビンと
ペットボトルの蓋を両方開けられる
グッズが売っています。
例えばこんな感じ・・。
他にもいろいろあるようですので、
手の力ややりやすさに応じて、
選んでみてはいかがでしょうか。
▽ペットボトルオープナーのおすすめ
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また、ペットボトルにはボトルの
硬さや丸、四角っぽいものなど
形状も様々なものがあります。
つぶしやすさを考えると、
ボデイが柔らかいものがいいのですが、
実は手の力が弱い方や、
片麻痺の方などの場合は、
あまり柔らかいと
脚の間に挟んで開けたり、
ぎゅっと抑えて使ったりするため、
ぴゅーーぅ!っと水が
出てしまうことがあります。
持ちやすさも色々ですので、
試してみるといいかもしれません。
小さなことですが、
こうした日常の「ちょっと」の
介助がなくなることで
「好きな時に好きなように」
できる自由気ままさを得られる
ようになって生活の自立度も
上がっていくことがあります。
簡単なことなので、ついつい
介助してしまいがちですが、
便利な道具でお互いに
楽できるといいですね♪