2018.1.22

今更聞けないアロマテラピーとアロマセラピー、何が違うの?

今更聞けないアロマテラピーとアロマセラピー、何が違うの?

アロマテラピー

アロマテラピーとアロマセラピー。

アロマテラピー aromathérapieはフランス語。
アロマセラピーaromatherapyは英語です。

なんだ、同じ意味なのか。
と思ったかもしれませんが、その利用は
国によって少々意味合いが異なるようです。

もともとこの「アロマテラピー」とうい言葉は、
1927年にフランスの調香師・香料研究者だった
ルネ=モーリス・ガットフォセという人が
アロマ(芳香)とテラピー(療法)という言葉を
組み合わせて作った造語です。

芳香する植物を用いた療法、すなわち治療として
フランスでは用いており、植物の薬理作用を利用した、
薬として現在でも位置づけられています。

ガットフォセ自身がひどい火傷を負った際、
悪化した傷にラベンダーの精油を使用したところ、
大変良くなったことから、民間薬としての精油に
興味を持ち、医師と共同で研究・論文を発表・刊行したとか。

後にマルグリット・モリーという方が、
このフランスの「アロマテラピー」を学び、
美容や幸福感、満足度に重きをおいた精油を
植物油で希釈・トリートメントする方法等を提唱し、
イギリスを中心に「アロマセラピー」として
広く受け入れられるようになったと言われています。

日本では「アロマ」と聞くと、
なんとなく「癒し」とか「リラクゼーション」
「香りを嗅ぐ」というイメージが強いですが、

日本にはこのイギリスの「アロマセラピー」が
先に伝わったためそうしたイメージが強く
感じるようです。 

最近では「メディカルアロマ」「医療用アロマ」
という名前で少しずつ、家庭や医療・福祉の現場でも
フランスのような芳香植物の持つ、薬理作用を
期待して使うことも増えてきました。

バラカ・プロジェクトでは、
この「メディカルアロマ」としての
「アロマテラピー」を基本に、
心と身体を整える、またリラックスや
気持ちをすっと前向きに変えてくれる、
「アロマセラピー」も合わせてご紹介していきます。

どうぞお楽しみに! 

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