福岡市を拠点にリンパ浮腫ケアを
しているバラカメディカル代表の今村です。
先日「終末期のリンパ浮腫」という
セミナーを開催しました。
私の中でもしや、、と思っていたことが
アンケートから現実のものとなった気がします。
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参加前の終末期のリンパ浮腫ケアのイメージを教えてください
何もしないというイメージ
本当に最期まで(亡くなる直前まで)の介入は困難で、ご本人様が希望していてもなかなか介入が難しい。
全く分からなかったです
ほとんど何も出来ない、諦めのイメージです。
取り扱い注意!
いかがでしょうか。
「看取り」「尊厳」「ケア」
など様々な形でヒトが亡くなる
終末期をどのように過ごせばよいか、
そしてどのようなことができるか。
一般の方たちでも終活がされたり、
棺に入って体感するなど
話題も多いこの時期の話だと思いますが。
セミナーの中でも冒頭で
お伝えした通り、
「医療者側の方がむしろ諦めている」
ということが如実に出たように思います。
そしてセミナーをしてよかったことは、
参加後の終末期のイメージはどうなりましたか?
ご本人が望むなら少しの間でも痛みや生活がラクにそして笑顔が見れるようになるのなら、LVAも選択の1つなのだと考えるようになりました。
介入の方法を変える(自費での介入が出来る方であれば)ことで最期まで関わることができる。
終末期でもご本人やご家族が満足して頂ける関わり方があることが勉強になりました。
こんなことが出来るんだーと感動しました。
とみなさんがご自身の職域、立場の中で
何か変化したことでしょうか。
終末期医療に答えはありません。
また出会うその人によっても
アプローチは全く異なります。
だからこそ日々悩み、考え、
それでもそこに望む方がいるなら。
自分ができることを
できる範囲でやり抜く
それが私は関わるプロだと思っています。
ひとりではできないからこそ。
想いを同じにする人たちと
繋がりながら、学びながら。
いっしょに進んでいきましょう。
ご参加くださった皆さま、
ご協力くださった患者さんとご家族に。
心から感謝いたします。