少し前、街のいたるところにきれいな花を
咲かせていた「アガパンサス」。
先日NHKのアナウンサーの方が発音しにくい
お花の名前ですねと笑っていました。
5月~7月にかけて咲く花で暑さ寒さにも強いので、
育てやすく街路樹の下や街の花壇などにもよく
植えられているのを見かけます。
ネギ坊主のように見える青紫部分のお花ですが、
小さなお花が集まって1つのお花のように見えているそうです。
その一つ一つのお花がゆりのように見えることから、
以前はユリ科だったそうですが、今は「ヒガンバナ科」に
分類されているとか。
確かに彼岸花に似ていると言えば形が似ていますね。
出身は南アフリカだそうですよ。
なので別名「アフリカン・リリー」とも呼ばれるとか。
出身地がわかりやすくて可愛い名前ですね。
「アガパンサス」という名前は、
「愛=アガペー」と「花=パンサス」という
意味の言葉をつなげたものだそうで、
愛の花!という意味になるんですね。
日本では「紫君子欄」という和名も
あるそうです。
なんだか知的で凛とした美しさを感じますね!
花の名前の由来や出身地などを調べてみると
よりその植物の特徴や性質を捉えやすいです。
愛の花、アガパンサス。
もう少しで時期が終わってしまいますので、
ぜひ南アフリカからヨーロッパへ渡り、
恋人たちの間でラブレターのように
贈られていたその風景を思い浮かべながら
眺めると、また一味違った見方ができそうです♪
そしてその後訪れる秋には彼岸花を見て、
同じ仲間のお花なんだな~と感じるのも素敵ですね。
「また逢う日まで」
彼岸花の花言葉を思い浮かべながら。。