人には様々な「感情」があります。
嫌だなと感じたり、怖い、寂しい、悲しい
といった感情もあれば逆に、
嬉しい、楽しい、幸せ、喜びといった感情もあります。
今回は心と体のケア教室として、
こうした「感情」を抑制することで起きる現象や
二次的に起こる変形した感情などを学んだ後、
塗り絵を通して自分自身の感情を知り
心が変化していく体験をしてみました。
1枚目はみな同じ塗り絵を使用しているのですが、
人それぞれ色使いも色の濃さや
塗るところ、塗らないところなど、
それぞれに異なっていてとても興味深かったです。
そしてグループワークでは、
それぞれが塗った絵について
どんな感じがしたか、どんな意味を持っていたかなど
自分自身で発表してみました。
見ているだけではわからなかった
その人それぞれの「色の意味」を
教えていただき、
「なるほどー!」
と思うことばかり。
そして何より自分自身でも
色を塗っているときには
無心で塗っているのですが、
いざ説明しようと思うと、
不思議と心の中にあったことを
表現できたように思います。
合計3枚塗ってみましたが、
それぞれに意味のある塗り絵で、
3枚目にはみなさん、
「何か納得できた」
様子で自分自身の今を
見出した様子でした。
実際のカウンセリングでは、
数回に分けて、または自宅で
色を使って提出をしてもらったりしながら
徐々にその人の心にある過去のこと、
今の事、様々な感情をときほぐしていくそうです。
悩みを最初に聞いたり話したりする必要がなく、
ただただ塗っているだけで自分の気持ちの
整理がついていく。
そのため、親子間での対話や
夫婦や家族間で問題が生じたときにも、
色を使って自由に感情を発散することで、
30分ほどで問題が解決へ向かうこともあるのだそうです。
実際のお子さんの絵と感情の変化を
見せていただいたりして、
もっと多くの人に知ってもらい、
活用してもらえたらと思いました。
体験セラピーはまた開催しますので、
ぜひお楽しみに!!