毎日ものすごい暑さですね。
天気予報でも日々35度を超える気温が
示されており、熱中症で救急搬送される方も増えています。
そして熱中症になった方の多くが
室内でエアコンを使用していなかった、、
というのも毎年あるあるな事でもあります。
熱中症はある程度予防も対策もできるモノですが
なぜ「エアコン」を使いたがらないのでしょう。
訪問看護師さんたちに聞いても、
生活保護や困窮されている方たち、
高齢者の方などがエアコンを使いたがらず、
例え金銭的に解決ができたとしても
結局使わずに体調を崩していたり、
入院や救急搬送されることが多いそうです。
その理由の多くが、
①加齢により暑さをあまり感じなくなっている
(クーラーで気が付くと冷えすぎている経験もあり)
②贅沢。電気代がもったいない。
③エアコンだと冷える。それが嫌。
と思っているというのです。
確かに街中には買い物カートを押しながら
ゆっくり暑い中でも歩いているお年寄りの方がいたり、
工事現場などの交通整理をしている方も
割と年配の方が多いですよね、、、
大丈夫なのかと心配になってしまいますが、
若い人たちよりも案外できてしまっていることも
多いようです。
エアコンに対する「贅沢」「昔は扇風機だけで平気だった」
という考え方はかなりの方が持っており、
そうなるとどうしても「電気代」がもったいないと
思う思考につながってしまうようです。
この誤解を解いて納得いただけると、
エアコンを適切に使ってもらえるかもしれませんね。
対策としては
①室内に温度計を置く
②電気代はつけっぱなしの方が安い
③風を通しながら使ってもよい
ということをお伝えしながら
あまり押し付けず、トイレは行っているか、
水分の内容はどうか、脱水症状は出ていないか。
丁寧に確認していくことも重要ですね。
これからは朝晩の気温差も出てきますし、
夏バテの時期に突入します。
食事・睡眠・室内温度の管理など
していきながら熱中症や夏バテにならず
過ごせるように工夫していきましょう!