世界のティータイム講座。今回は日本!
「今更聞けない茶道の会」
茶道歴47年という大ベテランの茶人を
お招きして気軽にあれこれお聞きしながら
美味しい~お茶と和菓子をいただきました!
「茶道」と聞くとどんなイメージでしょうか?
・敷居が高い
・お着物でないといけない
・お作法がわからないと恥をかく
・茶器や掛け軸などの意味を理解しないとダメ
・お稽古にはお金がかかる
そんなイメージはないでしょうか?
でも今回教えていただいた松風園などで
教えてらっしゃる「茶人」中村さん曰く、
「亭主(お茶会を開く側)はお客様に
そういった理解を押し付ける(強要する)ような
ことは本来してはいけないことです。
お茶の席はもっと気楽に語らったり、
亭主を通じて知らない人同士が出会ってつながったり。
その空間や時間を楽しんでいただくものです」
ただ師匠についてお稽古すると
ややお金がかかるのは確かのようです(笑)。
最近はカルチャーセンターなどで
お茶を習っても免状がいただける教室も
あるらしく、最初はカルチャーセンターから
気軽に始めてもいいかもと。
そこでこの先生いいなーと思ったら
個人的に習いに行くのもオススメとのことでした。
それにしてもお抹茶の粉末前と
粉末になった後の鮮やかなグリーンの色合い!
そして、先生の手さばきはお話しながらでも
ちゃちゃちゃーと余裕で自然な動きなんですよね。
この日は煎茶の飲み比べもさせていただき、
茶葉の違いを見比べた後、その違いを味わって
お土産もいただいてしまいました!
茶道具についても色々教えていただいたのですが、
みなさんでわーと盛り上がったのがこちら。
お茶を入れておく入れ物の蓋の内側。
ひっくり返すと金箔ピカピカ。
昔は毒殺などがあったため、
毒で変色してないということを示すため
ひっくり返して見せて、最初の一杯は
亭主がまず飲んで見せたこともあったとか。
なかなかのサスペンス劇場があったんですねぇ~
煎茶に濃茶、薄茶と3種類もいただいて
楽しい美味しい時間を過ごさせていただきました!
こうなると今度はお食事つきで
ミニミニ茶会を開きたくなりますね~♪
中村さんのお茶を大宰府で飲める機会があってますよ!
車いすの方も入れるそうです。
よかったらぜひ。