2019.12.12

首が悪い人の大掃除。痛みを悪化させないために気を付けたいたった1つの方法

首が悪い人の大掃除。痛みを悪化させないために気を付けたいたった1つの方法

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福岡市西鉄大橋駅徒歩2分のサロンで
心と体の健康管理支援をしている理学療法士の今村です。

以前の勤務先には整形外科的な疾患で
訪れる患者さんも多かったのですが、
12月も下旬に差し掛かると、
首を痛めた、首が回らない、、、といった
患者さんが急増する傾向にありました。

そのほとんどが「大掃除」がきっかけ・・。

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というわけで今日は首がもともと悪いと
言われている人や普段肩こりの強い方などが
痛みを悪化させずにお掃除をするポイントを
お伝えしたいと思います。

まず最も大切なポイントは、

「横着せず台に乗って作業する!」

ということにつきます。

むしろこれ1つで大幅に楽に
お掃除ができると思います。

なぜ台に乗る必要があるのでしょう?

大掃除で普段と異なる部分の
掃除をする場合よくするものは、

・カーテンを外して洗濯し取り付ける
・レンジフードやキッチン壁の掃除
・お風呂の天井や壁の掃除 
・ドアやカーテンレールの掃除

などがあるかと思います。
(しない人もいると思いますが笑)

首が悪い、よく痛める、肩こりがひどい
という人の中には、

・首の骨と骨の間が狭くなっている
・首(頸椎)のヘルニアがある
・ストレートネックと言われたことがある 

と整形外科などで言われたことが
ある人も少なくないでしょう。

特に最近スマホ首とも呼ばれ、
下ばかり見ている人の頸椎(首の骨)は、
まっすぐになっている人が多いと言われます。

イラスト2-1

想像してみてください。

上の図で正常な人が上を向くのと
ストレートネックの人が上を向く。

ストレートネックの人は
その軌道も大きく弧を描かないと
いけませんし、骨と骨との間から出ている
神経や血管も実はこの時強く圧迫されやすいです。

神経や血管が圧迫されると、
この神経・血管が通っている肩や
腕、指などがしびれたり、ピリピリしたり、
ひどい人だと力が入りずらくなったりします。

急にむち打ちの人のように
首が回らなくなってしまう、、
ということも起こり得るんですよね。

最初の写真のお姉さんをもう1度見てみましょう。

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上向いてますよね~。

奥の方を掃除しようとすると更に
上を向いて肩に力も入ります。

窓ふきの様子を見てみましょう。

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やっぱり上を向いてやってますよね。

大した作業ではないと思っていても、
リビングや各部屋の窓を1日で掃除したり、
同じ日にキッチン、お風呂の天井なども
掃除するとどうでしょう?

上ばかり見てすごく疲れますよね。

実はこうした頚椎症とも呼ばれる
首の痛みを訴えて病院に来る人は
〇〇彗星が近づいたとか、
今夜は〇〇月だとかいう感じで、
夜空を見上げている時間が少し長かった、、

という場合にも翌日以降病院に来る人が増えます笑。

お掃除だけでなくロマンチックな夜も
首を痛めやすい人にとってはなかなか大変なんですよね。

月夜は短時間だけに、、
とする以外なかなか難しいですが、

大掃除の場合は、

「目線の高さ以上の場所は台に乗って作業する」

ということを基本に
横着せずにやって欲しいです。

また、1日にこうした作業を
1度にするのではなく、

電球や窓ふきなど少し上を見る作業をしたら、
次はお風呂の床だけ掃除するなど、
異なる作業をするか、別な日にするなど
小分け掃除も大変オススメです。

もちろん私のように

「埃で死にはしない」

などとお掃除を適当に済ませたり、

「高いところは旦那さんにお任せ♡」
「もう掃除は業者さんにやってもらう!」

といった具合に人にお願いすることも
とても良いことだと思います!笑 

本当は大掃除などしないで済むように
日頃から「小掃除」しておけると
いいんでしょうけど・・・。

なかなかですねー(遠い目)

いかがでしたか?

首を痛めやすいあなた。
ぜひ今年の年末年始はどこも
痛めずに過ごせますように!

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サロンは年末年始やっております。
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