不定期に開催している「世界のティータイム」シリーズ。
2020年最初 は「スリランカの会」を開催しました。
お話いただいたのは12月にスリランカに行って来たばかりという
福元清子さん。3種類のスリランカ紅茶とクッキーなどを
持ってきていただき、参加者に特別なお土産もいただきました♪
もともとは親御さんの病気やお子さんのアトピーなど
子供頃から身近に体のケアの大切さを痛感してきたという
福元さん。体に良いものをとマクロビやオーガニック、
ビーガンなどの料理も学び、瞑想とお料理を同時に体験できる
「ミーガンクッキング教室」などを主宰している。
昔からスリランカへ行ってみたかたったという福元さんだが、
単なる観光ではなく、アーユルヴェーダや慈善活動などを
日々実践しているその国で実際の風土やそこに住む人たちの
生活と実際を1度見てみたかったという。
その目にスリランカという国はどう映ったのか。
福元さんが訪れたのは都会から離れた「パルマドゥッラ」という村。
道路には「野良犬」ならぬ「野良牛」が写真のように歩いており、
鳥もサルも犬も牛も、、、様々な動物たちが普通に
人間のいる場所にいるのだが、どの動物たちも人に危害を
加えるようなことはないとか。
むしろ繋がれている犬の方が吠えたりわめいたりで、、。
家の周りには豊富な緑と果物の木が実をつけており、
年中30度前後の気候で人々にはゆったりとした時間が流れる。
街までの道も山を削ることなく自然のまま迂回しながらのため
直線距離で1-2時間の場所でも5時間以上かかるのも当たり前。
それでも子供の頃から慈悲の心を学び、互いを許し合いながら
生活することを自然と実践している彼らにとって、
果物を食べられて怒るような人はおらず、
ハエや虫が食べ物の周りにいても無用な殺生はしない。
人間として生まれたことに感謝をしながら、
周りの命と共に生きるその姿はたくさんの学びと
刺激に満ちた旅だったそうだ。
仏教徒の多い地域でお坊さんたちも多く、
ビーガン料理も当たり前にあるとか。
辛いのが苦手だという福元さんだったが、
どの料理もおいしすぎて思わず食べてしまったとか。
子供も動物もキラキラしたエネルギー溢れる目をしていたと福元さん。
参加者の方たちもそれぞれに、
日本で、自分の家で、街の中で、
どのようなことができるだろう。
まずは自分から、そしてすぐ隣にいる
人を思いやることから始めよう。
美味しいものを必要な時必要な量だけ。
そんなあれこれをみんなで話しながら。
すご~~~く深くて色々な角度から
考えが広がっていくような素敵なティータイムになりました。
世界を知るって、やっぱり面白い!