2020.10.23

なぜ一般社団法人を設立しようと思ったのか。

なぜ一般社団法人を設立しようと思ったのか。

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2020年10月15日にバラカプロジェクト改め、
一般社団法人バラカメディカルとして活動を新たに
することとなりました。

なぜ法人化に??と思う方もいるでしょう。

簡単に言えば、、、
「そこに面白い人材がいたから」
というのが答えですが(笑) 

これまでの活動は「楽しむ」「集う」「ケアする」
の3つをコンセプトに心と体の健康管理支援として
料理教室や様々なミニ講座、美味しいものフエアなど
一般の方でも楽しく気軽に遊びに来ていただけることを
大切に多い月には週2回のイベントを行うなど、
本当にみなさまに支えられての2年だったと感じています。

そして徐々にではありますが、サロンの認知度も上がり、
現在では福岡市内の病院等から直接患者様をご紹介
していただく機会も増え、本職であります理学療法士として、
またリンパ浮腫ケア技能指導者としての仕事が増えています。

そうした中、医師、看護師の方はもちろん、
訪問看護ステーション、福祉事業者、ケアマネジャーの方など
様々な医療福祉に携わる方たち、会社の皆様ともお仕事をさせて
いただく機会が増えて行きました。

自営業という身軽さもあり、時に手術室に入らせていただき、
時に外来受診に同席させていただいたり、ご家族や病院との
連携がスムーズにいくようにお手紙を書かせていただいたり・・。

医療・福祉の間にいるコーディネーターのように
動く機会も増えつつあります。 

でも、、、。やはりそこには多々壁があります。
「制度」と「意識の違い」。

私が病院を退職し、自費のサロンとして独立したのは、
そうした医療福祉の制度では賄えない、患者さんの状態や
辛さ、知っていればもっとより良い時間を過ごせるのに・・。
そういった疑問を感じたことがきっかけでした。

「制度」はとても大切な仕組みです。
医療福祉制度が崩壊すれば大変な混乱が起きることでしょう。
助けられる命すら助けられなくなります。

でもやはり、そこから漏れてしまう人たちがいる。

私はそうした公的制度から漏れてしまう人たちに、
「あったらいいのに」を「できますよ」と
伝えられるような仕事がしたい。

残念ながら、サービスという名のお金儲けだけを
考えている方たちや全く患者さんやご家族のことを
置き去りにした心無いケアや発言を見聞きしたこともあります。

そして「自分ひとりではできない」。同じ目標を立てられる
人たちとの「つながる」ことの大切さを痛感しました。

そんな中、共に仕事をしていこう!と思える仲間が
ちょうど人生の岐路に立っていて。

仲間たちもまた、これからの医療福祉事業の在り方、
自分自身がやりたいこと、やってみたいことを
色々と考えているところだったのです。

私は私の想う「こういう事が疑問だ」。
「こういう需要があるのになぜ?」を話しました。
そして、

一緒にやろう。手伝おうか?

そう言ってもらえたことで法人化への気持ちを
強く持ち、今まで以上に社会貢献する機会を
増やしていきたい。そうビジョンが明確になりました。

これまで私が個人事業主として独立から立ち上げ、
サロンの運営に力と勇気をくれていたのは、
「患者さん」やそのご家族たちの声です。

それはこれからもずっと変わりありません。

「私がしたいこと」ではなく、そこには患者さんや
ご家族の想いが私のしたいことへと後押しして
くださっているのです。 

そしてそこに今、「仲間」が加わりました。
同じビジョンを共有できる、前に進んでいこうと思える
仲間ができたことは、本当に大きな恵みです。

私たち一般社団法人バラカメディカルは、
「普通はできない」「制度上それは難しい」
を実現するべく、高い専門性とつながる力を合わせて
地域社会における医療福祉のあり方を変えていきます。

制度を壊すでも、制度を変えるでもなく。
自分たちができること、やってないことがある。

専門職として、当然するべき仕事を一生懸命やろうと
すれば、おのずとバラカの道にたどり着くと思うのです。

これからその道を作っていきます。

楽しく!わくわくを胸いっぱいに!

それがバラカメディカルのモットーです!! 

どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

2020年10月 代表理事 今村さあら 

 

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